1954-04-27 第19回国会 参議院 文部・労働連合委員会 第1号
三、全面講和をかちとる、講和条約の改正、安保条約、行政協定破棄の闘いを行う。四、アジア貿易と国際友好関係の促進。五、平和運動を積極的に展開する。」こういう一定の政治的内容であります。ここに勤務条件の改善を目的とする経済的の面は殆んど現われておりません。一から五までの何はことごとく政治的な対象の問題であります。政治的の問題であります。
三、全面講和をかちとる、講和条約の改正、安保条約、行政協定破棄の闘いを行う。四、アジア貿易と国際友好関係の促進。五、平和運動を積極的に展開する。」こういう一定の政治的内容であります。ここに勤務条件の改善を目的とする経済的の面は殆んど現われておりません。一から五までの何はことごとく政治的な対象の問題であります。政治的の問題であります。
講和条約の改正、安保条約、行政協定破棄の闘いを行う。 四、アジア貿易と国際友好関係の促進。 五、平和運動を積極的に展開する。そうして教師として平和教育を進め、父兄大衆の中に平和運動のオルグとなる。(中略)平和教育を日常教育活動のうちで具体的に展開をする。」(「結構なことだ」「憲法を守つているのだから」と呼ぶ者あり)こういう部類のものであります。これは第十回の定期大会における決議であります。
そして一、再軍備、徴兵に反対する、二、平和憲法改正に反対する、三、全面講和をかちとる、講和条約の改正、安保条約、行政協定破棄の斗いを斗う、四、アジア貿易と国際友好関係の促進、五、平和運動等を積極的に展開する、そうしてこの平和運動といううちに、教師として平和教育を進め、父兄大衆のうちに平和運動のオルグとなる、こういうことがある。これは日教組自身の資料であります。
これら全国民的な大衆鬪争の高まりは、必然的に売国両條約破棄、行政協定破棄の鋭い政治批判が、吉田政府とその與党及びこれら売国條約に賛成し、日本の軍事植民地化に賛成する各政党に集中せられ始めたことは申すまでもないのであります。 今や、自由党を初め、売国政策、戰争政策を支持する一切の政党は、完全に独立と平和を求める国民大衆の包囲の中に階つておる。
われわれとしては、だからこそ日本の労働者諸君が、今再軍備反対を叫び、吉田内閣打倒を叫び、両條約破棄を主張し、行政協定破棄を主張して、組織をあげて正々堂々と闘つておる。
それから講和、安保両條約反対、行政協定破棄という問題が、これは共産系とかなんとかいうことでなしに、最も議論になつた点であります。これについては結局最後には、日本の独立を脅かす行政協定反対、こういうふうにしてこれは全員一致で妥結しました。妥結するまでの間に、相当議論があつたのです。
というのは、それではこのメーデー大会で行政協定破棄という決議をされておる。この決議にはあなたは反対でございますか。ここには行政協定破棄と書いてあるのでありますが、これには反対でございますかどうかということだけ聞いておきます。
第二十三回メーデーは、隷属と再軍備の講和並びに安保両條約に反対、行政協定破棄、破防法粉砕、植民地的賃金と再軍備反対、そうしてその元凶吉田内閣打倒、真に日本国民の一致した要求をスローガンに決定いたしました。この示威におびえて武力を使用し、数名を撃ち殺し、数百名を傷害いたしました。
労働者の、民族の独立と両條約、行政協定破棄のための闘いこそがほんとうに清浄な、日本を清めるところの闘いではありませんか。しかも京都でも起つたと申しますが、全部政府の会場を貸さないとかなんとかいう、労働者の正当な要求に対する挑発に対してだけ起つております。五月一日のメーデーには共産主義者も参加している。全国のどこでも妨害しないところで騒乱の起きたことがございますか。